日中もすっかり涼しくなり、どこからか金木犀が香る季節になりましたね。
今回は、日差しが弱まり、夕暮れがぐっと早まった今の時期に気を付けたい、薄暮時間帯の交通安全に関するニュースです。


警察庁では、日の入り時刻の前後1時間を「薄暮時間帯」と呼び、特に事故の多い時間帯として注意喚起をしています。
1年間を通し日の入り時刻と重なる17時台から19時台がこの薄暮時間帯に当たり、事故件数は他の時間帯より多く、特に歩行者と自動車の事故件数は昼間の約2.5倍にもなっています。
徐々に暗くなっていくこの時間帯は自動車、自転車、歩行者を問わずお互いの発見が遅れたり、距離や速度がわかりにくくなったりするため、より一層の注意が必要となります。
帰宅やお買い物で人通りも車通りも多いこの時間、事故に遭わない・事故を起こさないためには、どのような対策が有効なのでしょう。
●早めのライトオン
徐々に暗くなっていく中では、気が付いたら周囲が暗くなっていた、ということも起こりがちです。
薄暗くなる前に、早めにライトを点灯して視界を確保しましょう。
目安としては、日没の30分前から点灯し始めるのがおすすめです。
また、暗くなってからはロービームとハイビームを上手に活用して、歩行者や自転車を早く見つけられるようにしましょう。
●「かもしれない運転」を心がける
周囲が見えにくい時間帯こそ、「かもしれない運転」で周りの状況に注意しましょう。
まだ暗闇に慣れていない目では視認性が落ち、近い距離でも人の存在に気付くのが遅れてしまうことがあります。
暗がりやライトの影などにも注意し、気付くのが遅れてしまってもすぐに対応できるよう速度を落としてゆっくりと走行しましょう。
●反射材や明るい服装、ライトの活用
歩行者や自転車の利用者は、自動車から見つけやすいよう反射材を身につけたり、白や黄色など明るい色の服を着用しましょう。
反射材は衣服、靴、カバン、杖などに付けると目立ちやすくなります。
犬の散歩に出られる方は、首輪やリードなどにもライト、反射材等を付けておくことをおすすめします。
●歩道付近での交通ルール遵守
交通ルールを守るのは当たり前のことではありますが、夕暮れ時にはお互いに認知が遅れて避けられない事故となってしまう場合があります。
先述した通り薄暮時間帯では歩行者と車の事故が多くなる傾向があるため、注意しましょう。
歩行者は横断歩道ではないところを横断したり、道を斜めに横断したり、ふらふらと歩道から飛び出してしまったりなどせず、信号や標識をよく見て守る行動をしましょう。
車や自転車の運転者は、横断歩道では歩行者が優先であることを念頭に置き、横断歩道の手前では必ず減速し、人が横断する場合には停車して歩行者の安全を確保しましょう。
これからの季節、どんどん日没は早くなり暗い時間が増えてきます。
暗い時間は事故の起こる確率が上がりますが、一人一人がしっかりと安全を意識すれば減らしていくことができます。
周囲の状況を冷静に見て注意し、無事に家に帰れるよう安全な交通を心がけましょう。
保険代理店協会として、献血に協力させていただきました。

弊社が所属する保険代理店協会、並びにライオンズクラブでは、社会貢献活動の一環として定期的に献血に協力させていただいております。
今回も弊社からは2名が献血ルームに赴きました。
献血には全血献血と成分献血があります。
全血献血は文字通り、血液中の全ての成分を献血すること。
成分献血は「血小板成分献血」と「血漿成分献血」があり、それぞれ血小板や血漿といった特定の成分だけを採取し、赤血球は再び体内に戻すというものです。
成分を採取した後の血液は体に戻すので、身体的な負担は全血献血よりも少ないとのことでした。
それぞれ掛かる負担や時間は異なるので、自分の体調やスケジュールと相談したうえで選ぶようにしましょう。
そして献血後には、十分な休憩と水分補給をし、当日中は激しい運動や長時間の入浴を避けるなど安静に過ごすことが大切です。
社会貢献活動の一環として参加している献血ですが、代理店協会の方々との交流の場ともなっており、お互いに情報交換しながら健康への意識も向上する良い機会だと思っています。
皆さんも、健康状態に不安が無ければ、お近くの献血施設へ行ってみてはいかがでしょうか。
だんだん日も短くなってきて、朝晩は過ごしやすい日が増えてきましたね。
ようやく秋の入り口が見え始めたこの頃に気を付けたいのが、子供の交通事故です。


10月から12月にかけては、交通事故が最も多くなる時期です。
特に夕方頃、下校中や遊びに出かけた子供の飛び出しなどによる事故が多発しやすくなっており、この時期の夕方の事故数は昼間の事故数と比べ、約4倍も多いというデータもあります。
その理由の一つは、日没が早くなり、夕方の薄暗い時間が通勤・通学の時間に重なってしまうためだと言われています。
子供、特に小学生以下の子供はまだ目の機能も未発達で視野が狭く、また車や車道に対する危機意識も低いため、遊びやおしゃべりに夢中になって道路に飛び出してしまうことがあります。
ドライバー側としては、夕方の薄暗さに目が慣れていなかったり、走り出した時はまだ明るかったからとライトの点灯を忘れていたり、仕事の疲れで注意力が散漫になっていたりなどで、そういった子どもの飛び出しに気付くのが遅れてしまう、ということがあります。
こういった事故を避けるために、運転する際には早めにライトを点灯するようにしたり、狭い道ではゆっくりと走行して常に周囲に気を配るなど、「危険があるかもしれない」ことを意識し、もしもの時に備えることが重要です。
お子様がいる方は、交通ルールやマナーを一緒に学び、こういう場合はどうするべきかなどを一緒に考えてみたり、日頃から注意すべきことをしっかりと教えておいたり、一緒に外を歩いた際には行動でお手本を示すなど、交通に関する危機意識を育て、保護者として指導していくことが大切です。
大人も子供も、ドライバーも歩行者も、交通に関する危険性を十分理解し、事故防止に努めましょう。
2025年9月10日(水)、河田フェザー株式会社様よりFC.ISE‐SHIMAへ、
活動支援の協賛寄付金を贈呈する式を弊社オフィスにて執り行いました。
式には河田フェザー株式会社常務取締役の河田勝幸様と、同社SDGs推進室の黒田室長、
FC.ISE-SHIMAを代表して増田将選手がお越しになり、寄付金10万円が贈呈されました。
また、ZTVや中日新聞社も取材に駆けつけてくださり、この様子は近日中に放映・掲載される予定です。

FC.ISE-SHIMAは、『UMOU災害支援プロジェクト』の参加団体で、試合会場にてサポーターの方々へ羽毛ふとんの回収を呼び掛けています。
『UMOU災害支援プロジェクト』は、古くなったり汚れてしまったりして使わなくなった羽毛ふとん回収し、買い取りされた収益を災害支援のために寄付する活動です。
活動に賛同する団体や企業などで羽毛ふとんの回収ボックスを設置して、集まった羽毛ふとんを河田フェザー株式会社様に買い取っていただき、収益は先述のように災害支援に充てられ、羽毛ふとんの羽毛は洗浄されたのち新しい羽毛製品へと生まれ変わります。
今回の寄付贈呈式は、試合会場での羽毛製品回収に感謝を込めて、実績に応じた収益金の一部を河田フェザー株式会社様より寄付するというものでした。
「羽毛」はアヒルやガチョウなどの水鳥の羽根です。
軽くて暖かく、吸湿性・保湿性に優れた羽毛は、羽毛ふとんやダウンジャケットの中綿として使用されています。
羽毛を使用した製品はもこもことしたボリュームがあり、保温性に優れ、寒い冬の心強い味方ですよね。
しかし近年、温暖化や食肉のための品種改良によって環境が大きく変化し、羽毛の流通量は減少してきています。
河田フェザー株式会社様ではこの問題を解消し、次世代にも高品質な羽毛を残していくことを使命の一つとされており、国内の市場に出回った高品質な羽毛を循環させる「羽毛のリサイクル事業」の仕組みを作り上げられました。
羽毛ふとんを回収しリサイクルすることで、焼却処分された場合に排出されるCO2の削減、限りある貴重な資源の保全といった環境面での貢献だけでなく、障がいのある方々の自立支援・雇用確保などで地域にも貢献されています。
『UMOU災害支援プロジェクト』よる羽毛ふとんの回収は、全国1,000か所以上で行われています。
回収場所に関しましては、一般社団法人Green Down Project様が運営されているホームページ「Green Down Project」(https://www.gdp.or.jp/)より確認することができます。
弊社事務所にも回収ボックスを設置しております。

回収は予約なども不要で完全無料となっておりますので、不要な羽毛ふとんがあれば弊社やお近くの
回収ボックスへぜひお持ちください。
破れていても汚れていても大丈夫です。
ただし、回収できるのは「ダウン率50%以上の羽毛ふとん」のみとなっていますので、品質表示タグなどで事前にご確認ください。
限りある資源を守り、未来へ繋いでいくため、我々はこの活動を引き続き実施していきます。
どうか暖かいご支援をよろしくお願いいたします。
老後の資金について考えたことはあるでしょうか。
還暦を迎えて退職した後、必要となる資金は2,000万円、ゆとりを持つならそれ以上必要だという話を聞いたことがあるかと思います。
貯金したり節約したり、資産運用したりなど、お金を貯めるには様々な方法がありますが、どこから手を付けたらいいのかわからない、どんなものがあるのかわからない、自分に合っているのはなんだろう?という風に悩んでしまってはいないでしょうか。
今回はそんなお悩みを抱える方のために、個人確定拠出年金「iDeCo(イデコ)」をご紹介します。
「iDeCo」は、国民年金や厚生年金といった公的年金とは別に給付を受けられる、私的年金制度の一つです。
国民の資産形成を後押しするために国によって作られた制度で、公的年金とは違って加入は任意となっており、加入の申し込みや掛金の拠出、運用などをすべて自分自身で行い、形成した資産を60歳以降に受け取るという年金制度となっています。
「すべて自分自身で」、「運用」、と聞いて、ちょっと難しそうだなと思ってしまうかもしれませんが、iDeCoは比較的難しくはなく、月々5,000円からという少額で始めることができ、税制上の大きなメリットもあることなどから、初心者の方でも取り組みやすい制度となっています。
税制上の大きなメリット、という部分に、少し興味を持たれた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
iDeCoを運用するうえでの税制上のメリットは、主に3つあります。
1.掛金が全額所得控除されます。
→掛金として積み立てるお金は所得控除の対象となっており、毎年の所得税や住民税が10%ほど少なくなります。
2.運用益も非課税で再投資されます。
→通常の定期預金や投資信託では、運用益は課税対象となり20%ほどを税金として徴収されますが、iDeCoの運用益は課税対象にはならず、税金として徴収されることなくそのまま運用していくことができます。
3.受け取るときにも大きな控除があります。
→iDeCoは年金と同じように毎月受け取っていくか、一括で受け取るかを選ぶことができるのですが、その際にも「公的年金等控除」や「退職所得控除」の対象となり、税金の負担を抑えることができます。
つまり、iDeCoは節税しながら資産運用ができるお得な制度ということですね。
この他にも、iDeCoには以下のような特徴があります。
◆月々5,000円から1,000円単位の掛金で始められます。
◆定期預金・保険商品・投資信託などの運用商品の中から自由に組み合わせて選ぶことができます。
◆運用商品は途中で変えることができます。
◆転職、退職、結婚しても年金資産を持ち運べます。
◆基本的に60歳までは引き出すことはできませんが、休止・再開はいつでも可能です。
◆納付方法は、ご本人口座からの引き落としと給与からの天引きの2つから選ぶことができます。
◆毎年1年に1度だけ、掛金の変更をすることができます。
iDeCoそのものに関しては、国民年金基金連合会が運営しているiDeCo公式ホームページ(iDeCo公式サイト|iDeCo(イデコ・個人型確定拠出年金)【公式】)や、厚生労働省のiDeCo特設ページ(iDeCoの概要 |厚生労働省)、またはiDeCoを取り扱っている各金融機関のホームページなどに、文章や漫画、動画形式で詳しく掲載されていますので、そちらをご覧ください。
ここからは、iDeCoへの加入方法と加入する際のポイントをご説明します。
iDeCoへ加入するには、iDeCoを取り扱っている金融機関から加入の申し込みをする必要があります。
iDeCoは、1つの金融機関からしか加入することができません。
現在、約160社の金融機関が運営管理機関としてiDeCoを取り扱っており、運用商品やサービス内容も違ってくるその中から、1社だけを選ぶということになります。
加入する際のポイントとしては、以下のことに注目してみましょう。
1.魅力的な商品はあるか。
→ご自身が運用したいと思える商品があるか、商品のラインナップを見て比較してみましょう。
2.サービスは充実しているか。
→金融機関のホームページやコールセンター、報告書の形式、手続き方法、説明・案内などのサービス内容が納得のいくものであるかどうかを確認しましょう。
3.手数料はどれくらいか。
→iDeCoは、開設した口座に掛かる毎月の管理手数料なども金融機関によって異なるので、サービス内容と併せて比較してみましょう。
もちろん、大切・重要だと思うところは人それぞれ違ってきますし、長い付き合いになるので慎重に選んでいかなければなりません。
それでも結局よくわからない、金融機関に直接聞くより公平な立場の人から話を聞きたい、などの場合には、ぜひご相談ください。
お客様の将来の生活がより充実したものとなるよう、お手伝いさせていただきます。