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2025.09.24

交通安全NEWS 生活道路での子供との事故防止

だんだん日も短くなってきて、朝晩は過ごしやすい日が増えてきましたね。

ようやく秋の入り口が見え始めたこの頃に気を付けたいのが、子供の交通事故です。

10月から12月にかけては、交通事故が最も多くなる時期です。

特に夕方頃、下校中や遊びに出かけた子供の飛び出しなどによる事故が多発しやすくなっており、この時期の夕方の事故数は昼間の事故数と比べ、約4倍も多いというデータもあります。

その理由の一つは、日没が早くなり、夕方の薄暗い時間が通勤・通学の時間に重なってしまうためだと言われています。

子供、特に小学生以下の子供はまだ目の機能も未発達で視野が狭く、また車や車道に対する危機意識も低いため、遊びやおしゃべりに夢中になって道路に飛び出してしまうことがあります。

ドライバー側としては、夕方の薄暗さに目が慣れていなかったり、走り出した時はまだ明るかったからとライトの点灯を忘れていたり、仕事の疲れで注意力が散漫になっていたりなどで、そういった子どもの飛び出しに気付くのが遅れてしまう、ということがあります。

こういった事故を避けるために、運転する際には早めにライトを点灯するようにしたり、狭い道ではゆっくりと走行して常に周囲に気を配るなど、「危険があるかもしれない」ことを意識し、もしもの時に備えることが重要です。

お子様がいる方は、交通ルールやマナーを一緒に学び、こういう場合はどうするべきかなどを一緒に考えてみたり、日頃から注意すべきことをしっかりと教えておいたり、一緒に外を歩いた際には行動でお手本を示すなど、交通に関する危機意識を育て、保護者として指導していくことが大切です。

大人も子供も、ドライバーも歩行者も、交通に関する危険性を十分理解し、事故防止に努めましょう。

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